徹底した準備をしていたはずの田中樹さんがカンボジアで撮影の“撮り忘れ”というハプニングに見舞われるなんて、さすがに意外でした。しかし、こうした予想外の出来事も彼にとっては貴重な経験となりますし、ファンにとってもその姿を応援し続ける感情がより一層深まりますね。

 6人組グループ・SixTONESの田中樹が1日、都内で行われた映画『劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』完成披露舞台あいさつに登壇した。カンボジアでの過酷な撮影を振り返り、田中は「初の撮りこぼし(撮り忘れ)を経験した」とエピソードを明かした。

【写真】胸元のゴールドの本数をアピールする田中樹

 田中は「ドラマ版からそうですが、ゲームのシーンがワンシーン百何十カット。一日かけて2シーン撮るみたいな。精神的にやられてしまうようなゲームシーンがドラマ版から引き続きあって、映画は海外にも行ったので体力的にもしんどかった」と撮影を回想。

 そんななか現地では“撮りこぼし”もあったという田中は「とある建物をみて、そこに入っていく」というカットを間宮祥太朗、古川琴音、田中と一人ずつのソロカットを撮影するはずが「確かに2回戦あったんですけど3回目がなかった。どっかで僕のカット撮ってるんだと思ったら。あとから車に来て『撮り忘れてたので、明日もう1回撮らせてください』って、次の日そこにもう1回行って、同じ建物を見てるだけの1日があった…」と苦笑した。

 しかも「でも監督がそのシーンをカットしたんです!」と衝撃の告白。佐藤東弥監督が「本当に申し訳なかった…どうしてもほしいカットではあったけど編集のときにどうしても必要になるかは別の問題」と平謝りすると、共演の小澤征悦は「田中樹はいらなかった?」と悪ノリしはじめ、竜星涼も「どうしてもほしいショットが、どうしてもほしくないショットになったんですね」とイジりまくった。

 ちなみに今作においてドラマ版で一度カットしたシーンを映画版で使用したこともあったことを佐藤監督がドヤ顔で主張すると、主演の間宮は「樹は別に報われてない(笑)」とツッコミ。田中は「監督の別の映画でそのカットだけ入れてもらえれば…」と無茶なお願いをしていた。

 原作は、2013年から2017年に『週刊少年マガジン』(講談社)で連載された同名漫画(原作:メーブ、作画:恵広史)。主人公・織田照朝(間宮)は、幼い頃に父親から譲り受けた“謎の鍵(=悪魔の鍵)”をきっかけに悪魔たちが執り行う究極の頭脳×心理デスゲーム「アクマゲーム」に巻き込まれていくサバイバル・エンターテインメント。

 ドラマ最終回では、「グングニル」の黒幕・ガイドであり、照朝の父である織田清司(吉川晃司)の死による衝撃のラストを迎えたが劇場版は照朝たちのその後を描く。 

このほか俳優の間宮祥太朗(31)、竜星涼(31)、嵐莉菜(20)、金子ノブアキ(43)、志田未来(31)が参加した。

カンボジアで“撮り忘れ”があったことを明かしたSixTONES・田中樹(C)ORICON NewS inc.


(出典 news.nicovideo.jp)

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