■ヤクルト 6ー2 中日（19日・バンテリンドーム）

　日本ハムの中田翔内野手が19日、本拠地・ヤクルト戦の試合終了後に引退セレモニーを行った。家族から花束を渡され、目を潤ませる場面があった。

　この日が引退試合として行われ「4番・一塁」で先発出場。第1打席で豪快な空振り三振を喫した。2回の守備で交代し、球場では大きな拍手が送られた。

　試合後のセレモニーでは巨人・坂本勇人内野手や、パドレス・ダルビッシュ有投手らからメッセージが寄せられた。さらに日本ハムの栗山英樹CBO、稲葉篤紀2軍監督がサプライズ登場。花束を渡されると目を潤ませていた。

　その後、自らのメッセージでは、「一つ心残りはドラゴンズの力になれなかったことです。このチーム、このメンバーで優勝したかったです。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。「心技体が揃わないとこの世界では活躍できないことがわかりました」と吐露した。

　それでも「今後は今いるメンバーが優勝をファンの皆さんに見せてくれると信じています。これからは僕も1ファンとしてドラゴンズの応援を全力でしていきたいと思います。この2年間ドラゴンズのユニホームを着れて本当に幸せでした。本当にありがとうございました」と感謝した。


（Full-Count編集部）

https://full-count.jp/2025/09/19/post1829871/