三谷幸喜氏の新作舞台に対する朝青龍の反応は、単なる批判に留まらない意味深い赤裸々な表現です。

“平成の大横綱”と呼ばれた大相撲・元横綱の朝青龍(44歳)が3月9日、自身のX(Twitter)を更新。作・演出を三谷幸喜氏が務める東京サンシャインボーイズの復活公演「蒙古が襲来」の“蒙古”という表記にブチギレている。


朝青龍はこの日、「蒙古が襲来」のポスタービジュアルと共に、「Hey Jaap! どんな感じ聞こえるかな? 正しく言え!! 正しく書け!!」と、怒りの絵文字×3を添え、さらに「デモおこす」と投稿。

そして、駐日モンゴル国大使館に対し、このような事例を見逃すのであれば「モンゴル大使館に国を代表する資格はない!」と断じ、「(蒙古という表現は)現時点では使用されていない」「正式名称で呼ぶべき」などとつづった。

また、「蒙古NO モンゴルYES」「今年夏に天皇陵陛下がモンゴル国訪問する予定が。蒙古が来るぞーって待つか? 違います。日本とモンゴルは良いイメージ作らないと、いくら演技でも商売に馬鹿にしちゃいかない」と怒り心頭だ。

この朝青龍の怒りに、日本人の反応はさまざま。「歴史的な呼称で蔑称じゃない」「蒙古ってダメなんだ」「知らなかったけど過剰反応じゃないかなぁ」「蒙古タンメン中本はどうすれば…」「蒙古斑言葉狩りされるの?」などの声が上がっている。

「蒙」は、「道理をわきまえず、愚かなこと。無知なこと」(デジタル大辞泉より)、「古」と合わせた「蒙古」は“無知で古臭い”という意味で、蔑称とする意見がかねてより存在している。


(出典 news.nicovideo.jp)

風野妖一郎

風野妖一郎

むしろ「今と昔は違う」ってイメージ付けに使えるのでは?

ゲスト

ゲスト

なんというか、日本人的には「モンゴル」と「撃退した侵略者」の間に「蒙古」を経由というか緩衝材みたいに挟まることで、「モンゴル=蒙古=撃退した侵略者」みたいな感じでイメージが和らいでるのに、「蒙古」をなくしてしまうと「モンゴル=撃退した侵略者」とダイレクトにネガティブなイメージになると思うんだけど

パストラミビーフ

パストラミビーフ

こいつは「米国」「英国」とかって表記を見る時もキレてんの?

kani

kani

元寇襲来でいいんじゃない