岡村隆史さんと浅野ゆう子さんの対談からは、世代を超えた経験の違いについての興味深い話が聞けました。彼らのように自分自身を磨き続け、進化し続ける姿勢は、私たちにも大きなインスピレーションを与えてくれます。

 俳優の浅野ゆう子(64)が、16日放送のカンテレ『おかべろ』(毎週土曜 後2:28 ※関西ローカル)に登場する。前回に続く後編で、2週分の収録後コメントが到着した。

【写真】『おかべろ』浅野ゆう子&岡村隆史、ノンスタ石田、橋下和花子アナも

 『おかべろ』は、ナインティナイ・岡村隆、NON STYLE・石田明、橋本和花子アナウンサーが、有名人から“ここだけ”の話を引き出すトークバラエティー。

 前編では、浅野の”華麗なるヒストリー”に迫り、「小学6年生でナンパされた!」から、中学1年生で上京デビュー、19歳の水着CMや、トレンディードラマ全盛期の浅野温子との“W浅野”エピソードなどで盛り上がった。後編は、超ド派手だった“バブル時代の芸能界”を振り返り、ゴルフ大会にはチャーターされたヘリコプターで移動、海外旅行の飛行はファーストクラスが当然だったなど、豪遊エピソード連発となる。

■浅野ゆう子 コメント全文
――2週にわたり“タレント履歴書”企画で人生年表を振り返ってみていかがでしたか?
自分の人生をひも解いたというか、振り返ってこの50年分のお話をさせていただきましたが、 特別にこれ聞いてほしいとかこれ知ってほしいみたいなものはないので、なんとなく時間を持て余しちゃうかなとも思ったんですけれども、 岡村さんと石田さんがとても素敵なトークの誘導をしてくださったので、スルスルっと言葉が出るような感じで収録が進みました。とても楽しい時間でした。

――特に印象的な部分はありましたか?
岡村さんは本当に長くお仕事をなさってらっしゃるので、当然ご存知だろうと思っていたことをほぼ経験なさっていなかった、というのが、ジェネレーションギャップとまではいきませんが、私にとって新鮮でした。同じ時代を共有してきた世代の方と思っておりましただけに、これだけ長い時間一線にたって、岡村さんが過ごしてらしたっていうのはすごいことなんだということを改めて感じましたし、また逆に岡村さんの知らないことを私は知っていたんだって、ちょっと先輩チックな、すごくいい気分にもしていただき、楽しくご一緒させていただきました

――これまで歌手、グラビア、俳優と数々のお仕事をされてこられましたが、新たにチャレンジしたい事はありますか?
俳優、浅野ゆう子というものをここ30余年で作っていただき、 非常に幸せだと思っております。自分が望んでいた、本望の仕事をさせてもらってきました。その中において、キャリアを積ませていただきこの年齢になって、それでもこれはまだ経験したことがなかった!っていうお仕事、いっぱい残っているんですよ。例えば、来年もまた、「新しいことにやってみない?」ってチャレンジするお声をかけていただけたりもしているんですね。それは俳優にとっても、人間 浅野ゆう子にとっても、64歳で新しいことにまたトライできるっていうのはすごくうれしいことで、自分にとって刺激になり幸せだなと思っています。定年しなきゃいけない年齢にほぼほぼ近いところまで来ているんですけれども、「新しいことをやりましょうよ」っておっしゃってくださる方がいるっていうのは、本当に幸せなお仕事に就かせていただいていると思っています。これからまだ知らない、 経験をしたことがない、これもやってみませんか?というお声があれば、喜んで受けたいですし、またそういうお仕事をいただける俳優でありたいと思っています。

――視聴者へのメッセージをお願いします。
皆様に2週に分けていろいろなことをお話しさせていただく番組に出していただいたことは、ほぼほぼ無かったので、私で時間がもつかなと不安だったのですが、今自分を振り返えれば、本当にいろんなことを経験させてもらったんだなっていうのを、駆け足で紹介させていただきました。お楽しみに。

16日放送『おかべろ』に出演する(左から)浅野ゆう子、岡村隆史(C)カンテレ


(出典 news.nicovideo.jp)