ローラースケートでさっそうとステージに登場し、視聴者を夢中にさせた1980~90年代のスーパーアイドルグループ「光GENJI」。デビューしてすぐ、飛ぶ鳥を落とす勢いで次々に楽曲が大ヒットしました。そのヒット曲の数々は、今でもジャニーズ事務所の後輩たちに歌い継がれています。
そこで今回は、「光GENJI」のシングル表題曲から3曲を解説します。
●ガラスの十代
サビのフレーズが印象深い「ガラスの十代」。作詞作曲は飛鳥涼(現ASKA)さんです。まだほとんどのメンバーが10代だった光GENJIのあどけなさ、フレッシュさが見る人を引きつけます。
まるでミュージカルのようなストーリー性のあるダンスと、情緒的な歌詞に魅了された人も多くいたことでしょう。ラストに向けてローラースケートを脱ぎ、はだしの状態でアクロバティックなパフォーマンスをキメる姿は、まさにスーパーアイドルといえますね。
●STAR LIGHT
「STAR LIGHT」は光GENJIにとって記念すべきデビューシングルの曲です。リリースされたのは1987年で、作詞は飛鳥涼さん、作曲はチャゲ&飛鳥の2人が担当しています。
疾走感のあるメロディーはただ明るいだけでなく、胸をざわつかせるような切なさがあり、青春のもどかしさをつづった歌詞にぴったりです。7人のみずみずしい歌声は少年そのもので、このときにしか出せないであろうユニゾンの音色には思わず聴き入ってしまう魅力がありますよね。フレーズの一つ一つが印象的で、伝説をつくったアイドルの鮮烈なデビューにふさわしい名曲です。
●荒野のメガロポリス
「荒野のメガロポリス」は、8枚目のシングルとして1990年にリリースされた楽曲です。作詞・作曲は飛鳥涼さんが担当しました。
飛鳥さんが光GENJIのシングル曲を手がけたのは、実に5作品ぶり。すでに自他共に認めるトップアイドルとなった光GENJIに、スケールの大きな歌詞がぴったりですよね。ワンフレーズごとに場面転換していくようなメロディーも、聴く人をワクワクさせてくれます。
ねとらぼ調査隊
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdacf9b5acf314b8382551347877aad82131c9e2