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闇営業騒動からの復帰が難しいと言われていましたが、どんな形であれ新たな道を切り拓いていく入江さんに期待です。

 2019年の「闇営業」騒動によって芸能界を離れ、清掃会社「ピカピカ」を立ち上げた入江慎也。騒動から4年たった2023年、失った信用を取り戻すべく奮闘した日々を綴った書籍『信用』を上梓した。入江自身、小学生のころ教師から言われていた「信用を得るのは長い時間がかかるけれど、失うのは一瞬だぞ」という言葉が身に染みた4年間だったというが、だからこそはっきりと見えてきたものも多かったという。

【写真】メンバーには俳優の三浦孝太さんも!清掃会社『ピカピカ』の社員たち

■芸人という肩書は“魔法” 騒動後も続いた“縁”に感謝

 2019年6月4日週刊誌に「闇営業」騒動が報じられ、入江は所属していた吉本興業から契約解除を言い渡される。突然“芸人”という肩書がなくなった入江は「とにかく怖かった」と当時を回顧する。

 「やっぱり芸人という肩書って魔法なんです。芸人というだけで、ご飯を食べに行くとご馳走していただけたり、周囲が気を使ってくれたり、たくさんの人が自分と出会う中で応援してくれたり。それがなくなってしまったとき、自分には何が残るんだろう、何もないんじゃないか……と、激変していく日常に、怯え続けました。そして何よりも、自分のせいで、お世話になっている方々の人生を変えてしまうということが、とにかく怖かったんです」。

 これまで築き上げてきた人間関係が“芸人”という肩書がなくなったとき、何人周りに人が残っているのか――そんな恐怖で家から出られない日々も続いたという。しかし、入江が想像していたほど、周りは変わらなかったという。

 「本当にありがたいことに、あの騒動があった後も、多くの人が優しく声を掛けてくださいました。皆さん温かく手を差し伸べてくださって……本当に感謝しています」。

■「信頼関係」の積み重ねで、ピカピカが全国16店舗へ

 すべてを失ったと思った入江だったが、これまで築いてきた“人との繋がり”は残っていることが実感できた。少しずつ前を向くなか、ゴミ拾いのボランティア活動を経て、清掃会社でアルバイトすることになった。さらに42歳のとき、自身の清掃会社「ピカピカ」を立ち上げ、現在全国16店舗を展開するまでに。さらに、フランチャイズの申し込みも日に日に増えてきているという。

 「とにかく仕事を始めようと思ったとき、吉本の先輩はもちろん、後輩や同期、これまでお世話になった多くの方々、そしてカラテカの相方である矢部太郎に、たくさん相談に乗っていただきました。本当に支えていただき、甘えさせてもらっています。今の僕があるのは、皆さんのおかげなんです」。

 入江が起こしてしまった騒動について、今なお、反省の日々を重ねる中で、一方で、騒動後も変わらず、近くで支えてくれる人たちの温かさを実感している。

■「時代錯誤」とも取れる入江の生き方、その先にあるもの

 「僕は小学校中学校ぐらいの時から、相手と接して嬉しかったりすると、『ありがとうね』と電話するようなタイプだったんです。今もお誕生日だけは『おめでとうございます』とお世話になっている皆さんにご連絡させて頂いています。連絡を取らせて頂く機会も少なくなった芸人の先輩方にも、変わらず、ずっとご連絡させて頂いています」。

 とかく今の時代は“コスパ”や“タイパ”、“費用対効果”が叫ばれる時代だ。ある意味で入江のやり方は、時代に逆行しているような行動と捉える人も多いのではないか。

 「もちろん、自分の生き方が古いというのも分かっているんです。でも僕にとっては、大好きな人のために時間を使うことが大切だと本気で思っているんです。若い子たちからは『人に連絡したりお礼の手紙を書いたりすることは面倒じゃないですか?』ってよく言われますが、僕にとってはその人のことを想う、大切な時間なんです。だから、時代錯誤かもしれないと認識しつつも、自分の中では、そこは変わらずありたいですね」。

 入江がこの四年間、猛省しづける中で、それでも今ずっと考えていることがあるという。それは新たな世界でやっていくという決意。

 「清掃業のことを本当に何も知らないなか、多くの人に支えて頂き、たくさんの勉強をさせて頂く中で、ゼロから、清掃業をスタートしました。自分が大変なご迷惑をおかけしてしまったことは決して取り返しのつかないことです。そのことを、一生、自分は背負って生きるしかない。いつの日か、少しでも恩返しができるよう、頑張っていきたいと思います」。

 清掃会社「ピカピカ」が、全都道府県フランチャイズを持つことが大きな目標になっているという入江。契約解除になった4年前の今日のことは「いまでも忘れられない」と語るが、新たな道で頑張っていくことを誓っていた。(取材・文:磯部正和)

入江慎也 (C)ORICON NewS inc.


(出典 news.nicovideo.jp)