出演していたら、どうなっていたのかな?

パートフレンド(41歳)は、22歳の時に「007シリーズジェームズ・ボンド役を打診されたものの、そのオファーを断っていたという。まだ若すぎて、アイコニックボンド役を引き受けるための「ハードノック」に自分は欠けると感じていたそうだ。


バラエティ誌とのインタビューでルパートはこう語った。

「『ジェームズ・ボンドを演じて欲しい。シリーズをリブートしたい。基本的にボンドが大学卒業したてという設定にしたい』と言われたんだ」
「そして、バーバラ・ブロッコリとその弟のマイケルボンドキャスティングディレクターであるデビー・マクウィリアムズに会った。映画の変遷を見てきたし、(ボンド映画の)すべての俳優とすべての映画が大好きなんだ」
「基本的には、スクリーンテストをして、それがうまくいったら、3本の映画と契約することになる。手錠をかけられる感じさ」
「そして私は突然、『自分の人生とキャリアの現時点では、若すぎるし、経験もないし、演技力もない。偉大なボンドが経験しているべき感情的、心理的、肉体的なハードノックも受けていない』と感じた。だから、『丁重にお断りします』って感じだった」
「それはおそらく、彼らにとってはちょっと信じられないようなことだっただろうね」

007シリーズを自分が完全に崩壊させることになるのではと危惧していたというルパートダニエル・クレイグに渡った同役を断わったことを「正直、感謝している」という。

「当時は、その役が自分を飛び越えてしまうだけでなく、その役が俳優として、あるいは一人の人間として、私よりも大きな存在であるように感じていたんだ。その役が私を飲み込み、フランチャイズを崩壊させるかもしれない、少なくとも史上最悪のボンドになるかもしれないと思ったんだ」
「私はこのフランチャイズを愛しているので、そのような選択肢はなかったよ」


(出典 news.nicovideo.jp)