勝利に沸いたWBCも、一時のものであることは間違いありません。情報番組に関しても、長く続けることは難しくなるかもしれませんが、今回のWBCロスから何か学ぶべき点があるかもしれません。

 テレビ朝日系で22日に生中継されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝日本-米国が午前8時25分〜223分で、平均世帯視聴率42.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)を記録した。個人平均視聴率では24.3%。番組個人全体の視聴占拠率では89.2%で、同局は「全国で推計5463万9000人が視聴」と発表した。

 また、TBS系が同日午後7〜10時に緊急編成した決勝日本-米国の録画放送は平均世帯視聴率22.2%で、平均個人視聴率14.0%。番組個人全体の視聴占拠率では40.3%で、同局の調べで「全国で推計41838000人が視聴」と発表した。

 「1次ラウンドの日本戦は午後7時から、準決勝と決勝は午前8時からにもかかわらず、いずれも40%超えを記録。改めて日本での野球人気が高いことが証明された」(スポーツデスク)

 ​>>WBCの取材で大ヒンシュクのテレ朝と日テレ、DAIGOと東山紀之は出禁に?<<​​​

 2009年以来、14年ぶりの世界一となった侍ジャパンは23日、成田空港着のチャーター機で帰国した。チャーター機は祝福の放水シャワーをくぐって着陸。飛行追跡アプリフライトレーダー24」では搭乗しているとみられる便を一時最大9万7000人が追跡するほどの注目の高さだった。

 大会期間中、各局の情報番組はWBCの話題一色。凱旋帰国のニュースを扱える24日の放送まではWBCネタで押せるが、翌週以降は一斉に〝WBCロス〟に陥りそうだというのだ。

 「侍ジャパンキャンプ中から約1カ月にわたって特に力を入れて放送していたのが、民放キー局での放送だが、地方局が制作している『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ)と『ゴゴスマ-GO GO!Smile!-』(TBS)。よく、ここまでネタがあるというほど掘り下げ、それもあってこのところは高視聴率をキープしていた。しかし、新たに大きな事件でも起きない限り、WBC期間中の視聴率を上回るのは難しいだろう。制作サイドにとっては頭の痛い問題だろう」(芸能記者)

 各番組にとって正念場となりそうだ。

画像はイメージです


(出典 news.nicovideo.jp)