水中の事件や事故の捜査を行う

DCU・阿部寛

俳優・阿部寛が、2022年1月スタートTBS系日曜劇場『DCU』(日曜・よる9時)に主演することが14日、発表された。


■水中捜査のスペシャリスト

ドラマは、海上保安庁に新設された架空の組織「DCU」が舞台。DCUとは「Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)」の略称で、水中の事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団のこと。

このDCUのメンバーが、従来の海上水域だけでなく、警察の捜査では困難な日本全国の河川や湖など、あらゆる水中に潜って証拠を探し、水中未解決事件を解明する姿を描く“ウオータミステリー”だ。


関連記事:熱海市土石流被害で安否不明者80人 自衛隊・消防・警察計1500人体制で捜索中

■海上保安庁が全面協力

阿部が演じるDCUの隊長・新名正義(にいな・まさよし)は、ルールを無視してでも必ず真実を突き止めるまであきらめず、「海を汚されること」と「真実が解明されないこと」が許せないという人物。

そんな新名が、個性豊かなDCUのメンバーを率いて水中に潜り、さまざまな難事件とその裏にひそむ悪に立ち向かっていく。

撮影は海上保安庁の全面協力を得て行われ、実際の巡視船や、防災基地などでの収録も予定。水のプロである同庁の監修のもと、リアリティと迫力を演出する。さらに、阿部をはじめとするキャスト陣は、ダイバーの指導を受けながら撮影に臨む。


■共同制作で海外展開も

また、同作はTBSとケシェット・インターナショナル社、ファセット4メディア社が共同制作する。

総合メディア会社であるケシェット・インターナショナル社は、世界的ヒット作『ホームランド』で知られるイスラエルテレビ局・Keshet12をグループに持ち、米ハリウッドでも活躍。

一方のファセット4メディア社は、「DCU」のIP(知的財産)ホルダーであり、カナダを中心にテレビシリーズの制作や配信を手がけている。この2社との共同制作により、日本はもとより今後の海外での展開も視野においているという。


■今からワクワク

今作の発表に際し、阿部らのコメントしらべぇ編集部に到着した。

阿部寛このたび『DCU』という水中に特化した捜査をするという、新しいジャンルドラマに挑戦することになりました。このジャンルドラマは世界初だそうです。


今からワクワクしています。海はもちろん、湖、川、プール…水があるところならどこでも駆けつけて捜査します。ダイビングシーンもあるそうで、今から準備を始めています。


海上保安庁さんに全面協力していただいての迫力あるシーンと、ハリウッドなどで活躍されている海外のクリエイターとのコラボ。そこから生まれる映像もきっと皆さんに楽しんでいただけると思います。


チームで全力で取り組みますので、新しい要素がたくさん詰まった日曜劇場を楽しみにお待ちいただきたいと思います。よろしくお願いします。


■一期一会のドラマを

伊與田英徳プロデューサーこの企画を目にしたとき、ぜひともやってみたいと心躍ったのを昨日のことのように覚えています。そのとき、この主人公の男は、阿部寛さんしかいないと勝手に確信しました。


その阿部さんに、この役を演じていただけることになって今からワクワクしています。


そして、今回、世界でたくさんのヒットドラマを輩出している制作会社のケシェットと、この素晴らしい企画を開発したファセット4と共同制作できることも大変楽しみです。


さらに、日本の海を守っている海上保安庁のご協力でリアリティを追求した撮影ができることになりました。迫力のある映像も楽しみです。


世界で活躍する皆さんとスクラムを組んで、日曜劇場を支えてきていただいた阿部寛さんと、水に恵まれた日本でしかできない一期一会ドラマを全力で作っていきたいと思います。楽しみにお待ちいただきたいと思います。

・合わせて読みたい→熱海・沼津在住と救助関係者はラーメン無料 民間に拡がる支え合いの輪を取材

(文/しらべぇ編集部・けろこ

阿部寛、今度の日曜劇場は“水中捜査のプロ”描く 『DCU』来年1月スタート


(出典 news.nicovideo.jp)