加藤浩次が怒る

極楽とんぼ・加藤浩次

タレント加藤浩次が6日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。高校2年の男子生徒が、今年3月に遺体で発見された北海道旭川市女子中学生への「いじめ加害者」としてデマが拡散された問題に怒りをあらわにした。


■個人情報が特定される事態に

亡くなった女子生徒とは面識がなかったにもかかわらず「いじめ加害者だ」とデマが拡散し、ネット上で実名、顔写真、住所、電話番号が特定された男子生徒。番組の電話取材に応じた男子生徒の父親は、「見知らぬ人が家まで来てネット配信していました」と明かした。

男子生徒は、デマや中傷の投稿者の情報開示請求を行なっており、父親は「特定してどうこうするというよりは、こういう投稿をする人をなくしたいです。犯罪に当たるんだよっていうのは分かってほしい」と話している。


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■デマ拡散に怒り

「息子の将来に及ぼしかねない。この時点で人生が悪いほうに狂ってしまう、スタートになってしまう」と父親も心配するほど、あまりに悪質なデマ拡散

情報開示請求後に名誉毀損として訴える予定とのことだが、加藤は「そこまでやったほうがいいと思いますよ。じゃないと本当にこの子が就職するってなったときに、会社の人がその子を検索してこれが出てきたら『こんなことあったんだ』って。まったくのデマなのに残ってるのはおかしいもん!」と怒りをあらわにした。


■デマがネットに残らないように

現在は様子も落ち着いてきて男子生徒は普段どおり学校に通っているが、やはり周りからの噂や人目は気になっているという。

加藤は「絶対に気にしなくていい。自分は何も悪くないんだから」と切り出し、「正しいかたち、裁判で明らかにして、リツイートした人間も誰なのかちゃんと明らかにしたうえで(デマ情報が)ネットに残らないようにするっていうところまでいかなきゃダメなんじゃないかな」と話した。


■間違った情報を拡散した経験

軽い気持ちで投稿をリツイート…その行為がデマ拡散につながるケースも少なくない。

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,880名を対象に実施した調査では、全体の8.6%が「ネットの間違った情報を拡散した経験がある」と回答している。

デマ拡散

加藤は「軽い正義のつもり、間違った正義…これは悪ですからね! 間違ってるんだから。ちゃんと調べてちゃんと事実に基づいたことじゃないことをネットに流したりツイートしたりしちゃ絶対にダメなんだっていう。自分の立場になったら分かること」とデマを流す人たちを「正義ぶってる悪意のあるやつら」と厳しく批判した。

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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2020年4月24日2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名 (有効回答数)

加藤浩次、旭川市いじめデマ拡散に怒り 「正義ぶってる悪意のあるやつら」


(出典 news.nicovideo.jp)