12日深夜放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、マツコ・デラックスと村上信五がテレビ業界のコンプライアンスについて語った。
■1年ぶりにセットが復活
1年ぶりにセットが復活し、10人の観客を入れての収録となった今回の放送。ソーシャルディスタンスを保った形ではあるが、マツコと村上のテンションは普段よりも高めに見えた。
そんなか、話題はコンプライアンス問題に。マツコは「なんか、洒落がきかなくなってきたよね、ホントに」と嘆く。村上も「そこやねん。冗談が通じひんもん」と同調した。
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■コンプライアンスに持論
さらにマツコは「1年も経っちゃうとさ、お客さんイジリもどこまでやったらいいかわかんないわよ。全部なんとかハラスメントかつくわよ、私の発言は」と話す。
村上は「ブスもアカンねんでだから」とツッコミを入れ、「ホントに気をつけないと、もうブスなんて大変よ」と応じるマツコに「ここはずっとこの感覚やん」と危機感をにじませる。マツコは「いやいやでも、これだって見てる人が不愉快ですって言ったらダメなのよ」と同調した。
■ジェンダー論にも言及
さらに村上は、「これを真似しましたっていう子が出てきたらアカンねんな」と話し、マツコも「そう、子供たちが真似しますって」と応じる。
そして「レディースアンドジェントルマンがダメになったんだよね。私オカマですけど、レディースアンドジェントルマンって言われて、『なんでオカマって言わないのよ』って思わないからね」と、ジェンダー論にも言及。村上も「思わんよなあ」と同調した。
■ギリギリで奮闘する『夜ふかし』
TV業界ではコンプライアンス遵守の流れが進み、昭和から平成初期のようなバラエティ番組での「イジり」や過度な演出は、姿を消しつつある。そのようなことから、「TVがつまらなくなった」という声も少なくない。
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女2,168名に実施した調査では、ほぼ全ての世代で「多少の演出があってもいい」と回答した人が、5割を超える結果となっている。
コンプライアンスが厳しくなるなか、奮闘している感がある『月曜から夜ふかし』とマツコ・村上。これからもギリギリのところで、視聴者を楽しませてもらいたい。
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【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国20代~60代の男女2,168名 (有効回答数)
(出典 news.nicovideo.jp)
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