中条 あやみ(なかじょう あやみ 1997年2月4日 - )は、日本のファッションモデル、女優。テンカラット所属。大阪府大阪市阿倍野区出身。 1997年、イギリス人の父と日本人の母のあいだに生まれる。幼少の頃は少しだけキッズモデルをやっていた。撮影後にチョコレートを買ってもらえるのが嬉しくて続けてい
54キロバイト (7,224 語) - 2021年2月28日 (日) 08:54


活躍する。

●ゴチでのトーク「大阪人の血が騒ぐ」 ナイナイらに感謝
日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』(毎週日曜22:30~) で、怒涛のサバイバルを繰り広げている女優の中条あやみトップモデルでもある中条は、2月末に開催された「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」では圧倒的なオーラを放っていた。

今年は日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画「ゴチになります!」の新メンバーに選ばれ、きっちりと爪痕を残すバラエティタレントとしても頭角を現した。そんな中条は、現在のポジションをどう捉え、どんな気持ちでそれぞれの現場に向き合っているのだろうか。

竹内涼真主演ドラマ『君と世界が終わる日に』ではヒロインを務めているが、中条自身はもともと怖がりで、ゾンビものは自ら進んで観るタイプではなかったとか。「最初の頃はゾンビに慣れなくて、本当に怖かったです。ゾンビに追いかけられるシーンを撮影した日は、寝ても夢に出てきて、夢の中でも追いかけられました(苦笑)」

本作は、地上波ゴールデン帯の連続ドラマとしては日本初の本格ゾンビ作品。中条は「これまで挑戦したことのないジャンルドラマなので、その辺の難しさはありますが、だからこそどんな風に見せていこうかと、みんなで考えながら作っているので、チームワークがめちゃくちゃ良いです」とやりがいを感じている。

また、「監督やスタッフさんとかなり話し合いますし、共演者の方とは年も近いので、いつも集まるとお互いの演技の話になりますが、すごく楽しくて勉強になります。 ただ、本当にみんなが仲良くなりすぎたので、『ドラマクランクアップになったら寂しいね』とも話しています」と明かした。

ドラマは菅原伸太郎、中茎強、久保田充と3人の監督が演出しているが、菅原監督は中条の主演ドラマ『白衣の戦士!』(19)でも組んでいる。「以前にご一緒した監督には、やはり自分の成長したところを観てほしいと思いながらやっていました。そしたら『最近すごく積極的に意見を言えるようになってきたね』と言ってもらえたので、私の熱意が伝わったのかなと、すごくうれしくなりました」

中条は何でも全力投球するタイプらしい。『ぐるナイ』のゴチバトルメンバーに決まった当初は、「自分で大丈夫なのかなと心配しました」とプレッシャーも感じていたそうだが、「そこから私も楽しもうと切り替えました」と言う。「みなさんが本当に優しいし、面白いパスを投げてくださるので、それに乗っかった時は自分も心から楽しいと思えます。美味しいご飯を食べられるし、女子が私1人だけなので、みなさんがお兄ちゃんみたいな感じで、すでに “ホーム感”を感じています」

高級料理の値段を当てることについては「私は全然わからないし、なかなか成長しません」と苦笑いしながらも、クロストークではアグレッシブに笑いを取っていく中条のサービス精神に、称賛の声が上がっている。「大阪人の血が騒ぐんです。できれば面白いことを言いたいし、楽しくしたいと思って参加していますが、ちょっと最近は過激になりすぎないようにも気をつけています(笑)。隣が岡村(隆史)さんで、『次はこういうことやったらいいんじゃない?』と小声でアドバイスをしてくださいますが、本当にみんなのお父さんみたいな感じです。矢部(浩之)さんも『ほんまに大阪の子やな。おもろいわ』と言ってくださるので、もっと頑張ろうって思います」

その一方で「仮に私が面白くしゃべれているとしたら、それはいいパスを投げてくださるメンバーの方たちのおかげなので、他のバラエティ番組に出演して、同じようなことができるとは思えないです」と、俯瞰でもちゃんと自分自身を見ている。

ナインティナインをはじめ、ゴチバトルメンバーについては「芸人さんはみなさん、コメント力がすごいですし、場を回すのもお上手で、トークはこうやって広げていくんだなと、とても勉強にもなります。また、千鳥のノブさんは、私のドラマを観た感想を伝えてくれますし、増田(貴久)さんや松下(洸平)さんも本当に優しくて、みなさんで仲の良い空気感を作ってくださり、まさに“ゴチファミリー”という感じです」と感謝する。

モデル、女優、タレントの両立で「いいバランスが取れている」

さらに、バラエティ番組での経験は、女優業にも生きているようで一石二鳥だ。「お笑いは会話のテンポ感や間の取り方がすごく大事なのですが、演技においても、シリアスシーンや面白いシーンの間はとても大切なので、そこはすごく参考にさせていただいています」

モデル、女優、タレントと、様々な分野で八面六臂の活躍を見せる中条だが、「全部をやれているからこそ楽しい」と充実感あふれる表情で話す。「モデルのお仕事できれいな服を着せてもらう時はフラットな自分に戻り、女優業ではアウトプットして、バラエティのお仕事ではまた違ういろいろなものを吸収してと、今はその出し入れが上手く回っている気がします。特に『君と世界が終わる日に』ではサバイバル中なので、『ぐるナイ』の現場へ行くと癒やされるから、3つをやっていることで、とてもいいバランスが取れている感じがします」

昨年公開された映画『水上のフライト』ではパラカヌーの選手役にトライした。中条が競技用カヌーを短期間でマスターしたことも話題となったが、同作の舞台挨拶では、ストイックに練習を積んだエピソードも明かされた。「何でもそうですが、私はちゃんと練習しないとできないんです。本当に不器用なので」

ある種、愚直さも彼女の武器かもしれない。そんな中条に今後の展望を聞いた。「いろんなことに挑戦し、幅をどんどん広げていけたらいいなと思いますし、中条あやみという人物を見て、楽しいなあとか、ちょっと悩んでいたけど、どうでもよくなったなとか、そう思ってもらえるくらいパワーのある人になれたらいいなと。これからも頑張っていきたいです」と、中条は最高の笑顔で締めくくった。

中条あやみ(なかじょう・あやみ)
1997年2月4日生まれ、大阪府出身。2017年からは女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルを務める。女優としては、2014年に『劇場版 零~ゼロ~』で映画初出演にして初主演。近作の主演映画は『雪の華』(19)や『水上のフライト』(20)など。現在放送中の日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』に出演中。日本テレビ系バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』に「グルメチキンレース・ゴチになります!」のメンバーとしても活躍している。
(山崎伸子)

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