3日放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』（テレビ朝日系）で、続々とYouTubeに進出していく芸能人について、有吉弘行とマツコ・デラックスが苦言を呈し、共感を集めている。

◼久保田アナYouTubeデビュー

番組アシスタントのテレビ朝日・久保田直子アナのYouTubeデビューの話題から、芸能人のYouTube進出に触れていった有吉とマツコ。「今からYouTubeをやるなら今人気のYouTubeじゃないものをやらないと意味がない」との有吉の主張にマツコも強く賛同する。

マツコも「テレビでやってることをわざわざYouTubeでやっても意味がない」と語り、テレビでもYouTubeでもまだやっていない手法が必要だと主張した。

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◼有吉の主張

有吉は「だいたいフォーマット決まっちゃってる。芸能人も全員追いかけてやってる」と指摘。さらに「超面白いからってよりは元々人気がある人がYouTubeきたから、そのまんま数が増えてるってだけ。単純に人気だけ」と芸能人YouTuberを分析する。

マツコから今後のYouTube進出について尋ねられると「今はやりたいことがないから、やりたいことがあったら。アレやると人気出るんだって思ってそれをやるのはイヤなんだよな」とYouTube参入の可能性も匂わせた。

◼視聴者は納得

多くの芸能人がYouTubeに活躍の場を求めている。その風潮にマツコと有吉は苦手意識を持ち、冷静に現実を分析しているようだ。

視聴者は「有吉が芸能人のYouTubeって結局企画じゃなくて人気度じゃんって言ってたのガチで納得した」「芸能人のYouTube参戦は元々の人気がチャンネル登録者数になってるってのも納得できる､内容がホントに面白いチャンネルってそんなに無いだろうねぇ」と有吉らの主張に共感を示している。

◼3割強が「嬉しい」

しらべぇ編集部で全国10〜60代のYouTubeを観る男女1,513名を対象に調査したところ、全体の3割強が「芸能人のチャンネル開設は嬉しい」と回答している。

芸能人のチャンネル開設を喜ぶ層は一定数いる。開設だけでも嬉しいのならば、有吉らの指摘通り、企画内容うんぬんより「好きな芸能人が観れる」点に喜びを感じているファンが多いのだろう。

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（文／しらべぇ編集部・サバマサシ）

【調査概要】 方法：インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間：2020年4月24日～2020年4月27日
対象：全国10代～60代YouTubeを観る男女1,513名（有効回答数）