5日放送『ザワつく! 金曜日 ~一茂良純ちさ子の会~』(テレビ朝日系)で、新型コロナウイルスの影響で中止となった甲子園について、元プロ野球選手の長嶋一茂が持論を展開。独自の見解に大きな反響が起きている。
◼甲子園中止に反論
新型コロナウイルスの影響により、日本高野連は第102回全国高校野球選手権大会「夏の甲子園」の中止を発表。
中止の主な理由として、「夏休み短縮の動きがあるなかでの開催が学業に影響する」「練習が十分でなくケガが予想される」「全国からの選手・関係者の移動・宿泊へのリスク」などが挙げられていた。
一茂は自身も情報番組などで「なんとか甲子園を開催できる方向で動いている」と告白。「疫学的には人数制限をすればイベントとしては問題ない」と持論を展開する。
関連記事:堀江貴文氏、夏の甲子園中止報道に「馬鹿ばっか」 SNSでも賛否相次ぐ
◼甲子園開催を後押し
感染症学を専門にする白鳳大学・岡田晴恵教授が「(無観客などで)夏は開催すればいい」と解説していた点にも触れ、「移動や宿泊などをちゃんとシミュレーションして、3密を避ければ開催は出来るのではと個人的には思っている」と熱弁する一茂。
自身も野球選手だったからこそ、「(出場する高校球児が)18歳として、今年は18分の1じゃない。甲子園に出るために4~5歳から10年以上積み上げてきたものがある。大人が彼らの気持ちを慮るっていう部分があってもいいのでは」と甲子園開催を強く後押しした。
◼スポーツ全般の危機
インターハイなども中止になっている現状、高嶋ちさ子は「『野球ばっかりズルい、一茂さんが応援してるから開催されるかも』って思っていたら気の毒だと思う」と野球以外のほかのスポーツに励んでいる学生達の気持ちを代弁する。
これに一茂は「なんで甲子園の中止に関してこれだけ言うかというと、屋外のスポーツが中止になれば屋内のスポーツも全部できなくなる」と換気の良い屋外スポーツがダメになれば屋内での開催は余計に厳しい目で見られるため、スポーツ全般が中止になる可能性があると主張。
新型コロナのリスクがあるため、自身の主張に反対する人が多いと達観しつつも、「こういうときにこそやる方向で考える人もいなければダメ」だと力説した。
◼視聴者は賛否
一茂の主張に「声を上げてくれてありがとう。そもそも全てにストップかけようなんて同調圧力が怖すぎる」「ほんと甲子園野球はカタチ変えてでもなんとかやれないかと思う。もちろん他の競技も」「どうしたら出来るのかって、出来る方向に考えることも必要だよね」と賛同する声は多い。
しかし一方で「オリンピックは やらないって断言してるのにウジウジ言うなよ」「仮にクラスター発生して死んだりしたら、一生台無しだよ? 決まった事につべこべ言うなよ」「コロナ、熱中症、怪我のリスクが高い。地方大会を考えたら中止は妥当」と厳しい意見も目立っていた。
夏の風物詩だった甲子園の中止に、多くの高校野球ファンは悲しんだはず。しかしどれほど換気や3密に気をつけたとしても、クラスターの可能性は消えないだけに、甲子園中止は仕方のない決断だったと言えるだろう。
・合わせて読みたい→高嶋ちさ子がドンキで死ぬほど買うモノに驚きの声 「意外」「気が利く」
(出典 news.nicovideo.jp)
コメント
コメントする